argius note

プログラミング関連

吼えろペン (1)〜(3)

読もうと思っていた内のひとつで、地元の本屋で見かけたので買った。
熱血漫画家とアシスタントが繰り広げる、制作現場ドラマを描いた物語。ドラマというより、熱血ギャグ漫画というのが正しいかもしれない。
作者の島本和彦氏は、最近映画化された「逆境ナイン」の作者。熱血な絵柄のキャラクターが熱血話を展開させていき、終始、熱血なテンションで話が進んでいくが、勢いに任せているのではなく、しっかり一話一話に明確な起承転結があって、さらに所々に現実離れした設定がしてあったりと、読み応えがある。絵はワザとかどうか知らないが、古いタッチで、それが熱血と調和して良い感じになっている。何と言うか、「コテコテ」感みたいなのが出ている。
ちなみに、この作品の前に「燃えよペン」という幻(?)の作品が、続編として「新吼えろペン」(連載中)がある。というのを今日知った。