argius note

プログラミング関連

古畑任三郎 Final 第三夜

恒例の新年特別番組シリーズだが、今年で最後となってしまいました。ですが、ラストにふさわしい豪華な顔ぶれと内容。3夜連続。三谷幸喜は別に好きじゃないけど、これだけは見たい。忙しくて見られずビデオも取れなかったが、友人宅で第三夜だけ取ってあったというので見せてもらった。
松嶋菜々子が犯人役で、売れっ子の脚本家という設定。美人でお洒落で仕事もできる女性を演じている。彼女らは双子で、姉妹で合同の(ゴーストライターではない)ペンネームで活動していた。表の顔の妹とは対照的に、地味で人付き合いの苦手な姉は、こもりっきりで執筆をしている。
この設定、個人的にはすごく合っている、というか、私の「松嶋奈々子」のイメージと重なる。「やまとなでしこ」などの明るい役(ドラマちゃんと見てないけど)もあるが、「リング(映画版)」「氷の世界」のような、ちょっと陰のある役もしばしば演じている。表向き、つまり一般の評価は、前者の明るくて美人で仕事もできる「大人の女」の役だが、彼女の才能を活かせるのは後者の、美人だけど愛想が悪くて自分のことはほどんど話さない「謎の女性」なんじゃないかな、と思います。あと、生茶のCMの「ちょっと変な女」も悪くないかも。
肝心の感想を忘れていたが、まあ半分は彼女の良さでもある。「お約束*1」も健在。解決編も楽しめた。本当に、Finalにふさわしい内容でした。

*1:僕はあんなにバカじゃない!とか、なぜか部下に走らされてるとか。