argius note

プログラミング関連

医龍 (10)

ここ数巻は、緊張した展開が続いている。足をひっぱるウザイ連中がたくさん出てくるところは、現実見てるみたいで嫌になる。加藤先生ガンバレ。龍太郎ガンバレ。伊集院、超ガンバレ。
技術的なことは分からないけど、龍太郎とチームのメンバーのような優秀な人間は現実にはいないわけではないと思う。でも、どんなにすごい人でも遥かに上回る数の烏合の衆を相手にするのは、たいへん。それに少しでも抵抗できる、強い肉体と精神力、そして、覚悟。捨て身ではなく、絶対に勝ってみせるという心意気と、それを裏付ける外連味のない実力。医師に限らず、一流とはそれをめざすものだと私は思う。ただし、個人では解決できない問題は数多くあるので、チームワークも同様に重要になってくる。そして、それを支える相互の信頼。どちらもバランス良く持っていないと、力を最大限に発揮できない。古い体質を変える革命者たちとは、いつもこのような姿を持っているのではないだろうか。