argius note

プログラミング関連

ドラゴンヘッド (全10巻)

修学旅行の帰り、新幹線がトンネルを通り抜けるとき、突如として襲ってきた大災害。生き残った男子中学生テルは、東京にある自分の家に帰ることを決意する。いったい何が起こったのか...という冒頭であります。
最初の方はリアルタイムで読んでいたが、何かで連載誌を読まなくなってそれきりだった。数年後薦められたが、暗い話なのは知っていたので、その時は読む気になれなかった。読んでみたが、やっぱり暗い話です。なんというか、救われない話というか、気分が沈んでいるときには読みたくない。人間の不安の描写や、臨場感は凄く良い。それゆえに、入り込んでしまうと苦しい。あと、人間はどんなときでも助け合いたい。そういう希望も持ちたい。