argius note

プログラミング関連

Cを知らなかったときの自分

かつて、自分がまだBASICしか知らなかった頃のこと。
何かのテレビ番組で、C言語のソースをちらっと見せていたのを見て、物凄い違和感を感じたことを思い出した。当時の自分にとってはプログラムに行番号があるのが当たり前だったので、カッコとセミコロンで記述されたCのプログラム*1を見て、「行番号がないのにどこから実行するんだろう」とか「カッコ(中括弧)の外と中に命令らしきものがあるけど、どういう順番で実行するんだ?」とか思ったりした。もう十数年以上前の話だけど、とても鮮明に覚えてる。マシン語をBASICの拡張機能だと誤解していたこともあって、これが、初めて「多言語」を意識した瞬間だったと思う。
今思うと、行番号なんてものの方が特殊*2だし、関数というのも当たり前の感覚になってるのに、この感覚、つまり、行番号がないことや関数の存在に対する違和感が実感できるのが面白い。

*1:おそらく"hello,world"相当のものだったと思われる

*2:旧式のプログラミング環境だとBASIC以外でもあったような。