argius note

プログラミング関連

千円札は拾うな。

「採用の超プロ」シリーズでお馴染みの安田佳生さんの著書。
今度は、常識について考え直すことが主旨のようです。表題にある文句は、一言で言えば「一歩先の利益にばかり捕われていては、その先にあるもっと価値のあるものを見つけることはできない」ということだと思います。
価値観が多少偏っているところも感じますが、主張の軸は以前と変わっていません。
一番感心したのは、最後の項の「リスク」についてです。これが最後に来ることで全体が締まった印象になっています。
私自身は、リスク云々より、「覚悟せよ」という考えを持っています。つまるところ、「腹を括れ」ということです。昔、いっぱしの武士は常に切腹の覚悟がありました。現代人は切腹する必要はありませんが、現代なりの覚悟を持って生きるべきだと思っています*1

*1:ちょっと大袈裟ですが。