argius note

プログラミング関連

涼宮ハルヒシリーズ (4)(5)

2006.09.03

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)
とりあえず全部読んでみることに。1〜3巻以外では(5)の「射手座の日」だけがアニメ「憂鬱」に含まれる。アニメ以外の話も面白い。特に「消失」は長編だが登場人物が活き活きといていて良かった。ちなみに、一番はやっぱり「キョン×有希」だが、アニメ版の「ハルヒ×みくる」も良い*1。悪戯してるのが男だったら明らかに変態だが、女同士だと割と大丈夫な気がする。ちょっとやりすぎとは思うけど。百合までいくと流石に趣味ではないが、かわいいと思える程度だからOK。
しかし、読むほどに、アニメの再現性が高いことに驚かされる。各所でアニメが過熱していたときには全く興味を示さなかったが、いざ見てみると、その仕事ぶりに感心させられる。私はアニメはそれほど大量には見ないが、テレビで放映されているアニメの質の悪さは良く分かっている。それを考慮してこのアニメを見ると、同じテレビで放映されたものとは思えない高品質に衝撃を受けるはずだ。ま、これはちょっと言い過ぎかもしれない。それなりに品質の高いものは他にもたくさんあると思う。ただ見ていないから分からない。それに、予算などの条件が異なったりと諸々の事情があったりするだろうから、一概に非難するのも、ね。
私が言いたいのは、プロ意識である。プロであれば、相応の品質で仕上げなければならないという自負があって当然だと思うのだ。そして、遊び心も忘れない。これを言いたかった。以上。
最後に、「暴走」の冒頭カラー挿絵のTシャツはちょっとエロすぎて引いた。

*1:#04の耳はむっ、とか、#07のわらびもちを毒見させるところが好き。