argius note

プログラミング関連

あずみ (1)〜(10)

何回読んだかな、この辺は。10巻の最初までが、実質「第1部」と言えるでしょう。明確な分け方はされてないとは思いますが。とにかく主人公の個性が光る作品ですが、全体的にキャラクターが立っているのが素晴らしいです。個人的には、あずみはもとより、名脇役たちにも注目したいところです。
小幡月斎(爺)。最初は血も涙もないクソ爺い(失礼)かと思いましたが、こけしの話でそれが誤解であったことに気づきます。それに、天下に轟く剣聖をも上回るかもしれなかったその実力と、名声を求めない(かもしれない)その生き様に感服です。あずみとこの人の2人が活躍する話が最も面白かった。
うきは。こいつも最初は何考えてるか良く分からないやつです。クールな二枚目キャラってやつでしょうか。実際はクールを通り越して冷酷すぎじゃ、と思いましたが、そうでもないことがその後分かります。うきは君、意外と可愛いヤツです。
井上勘兵衛。この人は最初かなりの脇役だったのですが、波乱の大活躍。カッコ良い生き様を見せてくれます。第1部ではこの人の話が一番好きだったりします。
映画を見たけど漫画は読んだことない人は、10巻まで読んでみてほしいところです。(ただし18禁です!)