argius note

プログラミング関連

トラウマンガ

http://q.hatena.ne.jp/1164554524
面白い質問だが、自分のはほとんど既出だった。でもネタになるので書いておこう。デビルマン、なかなか機会が無くて未読なのだが、ちょっと興味沸いてきた。

ブラックジャック - 手塚治虫

いろんな意味で、私と漫画の関係を決定付けた作品。10歳頃に12巻あたりを読んでから、集め始めた。近所の書店にはどこにも置いていなかったので、古本屋があれば必ず探して、ほぼ古本だけで24巻*1を集めた。
昔のチャンピオンコミックスは、「○○コミックス」という見出しがついていた。例えば、「ドカベン」は「学園コミックス」だ。で、ブラックジャックは当初、「怪奇コミックス」だった。その後、新しい巻や新版は「ヒューマンコミックス」になった。
ピノコの誕生もグロだが、一番トラウマになったのは、超能力で手術なしに外科的治療を行う男の話。異常分娩の女性を治療するため、「子供は殺そう」というブラックジャックに、この男は「私なら子供も母親も殺さずに治療できる」と言う。しかしその胎児は実は....今は絵なら大丈夫だが、写真だと未だにダメ。

TVO - 御茶漬海苔

社会問題を風刺した恐怖漫画。覚えているのは、潔癖症、農薬汚染、TVゲームなどを題材にした話。「もし失敗しても、蘇生の呪文で生き返らせてあげるから。」のような台詞が出てきたような。
当時、高校生くらいだったので、さすがに夜怖くて眠れないとかトイレに行けないとかは無かったが、心の中がドロドロした気分になったような記憶がある。

生きる - 根本敬

ゲテモノ系と説明すると分かりやすいか。高校のときにクラスで回し読みしていたのだが、「誰だよ、持ってきたの」と思った。汚いのと、救われないのとあるが、陰惨な気持ちにはならなかった。
ちなみに、私は当時、吉田戦車の初期の作品にはまっていた。

ヒミズ - 古谷実

稲中読んだ後に読むと物凄く落とされるのでは。読後感は「絶望」しかない。

*1:25巻は割と最近出版された。