argius note

プログラミング関連

IDE:EclipseとNetBeans

今回は、フリーのJavaIDE、EclipseNetBeansについての所感を述べてみたいと思います。

どっち派?

そう問われたら、どちらかと言えばEclipse派、です。が、2.1〜3.2まで使ってみて、一番使い勝手が良いのが3.0なので、未だに3.0がメインです。性能は新しいバージョンのほうが良いとは思うのですが、見栄えとか操作性は、3.0が一番しっくりくるのです。でも、Java1.4がEOLを迎えるころにはJava5.0対応のに切り替えなければならないのかな、とは思ってます。
たまにNetBeansも使ってます。VBで作るような細かいフォームのGUINetBeansGUIエディタが重宝します。あと、J2EE関連だったらNetBeansのほうが強いかも。ただ、全体的な操作性とか見た目があまり好みじゃないのです。

Rubyプラグイン

さて、最近ではJavaRubyが良くも悪くも接点を持つ機会が増えてきました。というか、Javaが一方的にRubyにすり寄っている気がしないでもないですけど。と言うのも、JavaがメインのIDEに、他言語サポートプラグインが作られることが当たり前のようになってきて、特にRubyプラグインが充実してるのです。他のIDEを良く知らないのでJavaIDEに限った話ではないのかもしれませんけど。
たった今、NetBeans6.0-M7をインストールして、Rubyプラグインを試してみました。補完機能が凄いです。コードフォーマッタもいい感じ。ただしIDEから直接実行しようとするとエラーになってしまいます。(原因は調べていませんが、"and の使い方が誤っています。"というエラーが出ます。)

開発チームの標準環境

Java6ではscriptがサポートされるなど、Javaユーザにとってスクリプト環境が身近になってきました。これまで、スクリプト言語を知らないJavaユーザは、テストやインスペクション、コード自動生成などを、外部のツールやIDEの機能だけで行っていましたが、これからは開発者自ら作ったり補強したりすることが容易になってきました。
今後、Java開発者は、JavaScript(Rhino)、Groovy、RubyJava標準のスクリプト言語として使うようになっていくのではないでしょうか。
(独り言:ExcelVBAでコードジェネレータを書くのはもう嫌です。)