argius note

プログラミング関連

奥飛騨・白川郷

今回は3泊4日で、奥飛騨と、白川郷に行ってきました。実は、行ってから1ヶ月も経ってしまいました。
"outdoor"と書いてますが、実際は普通に観光でした。山登りも予定していたんですが、天気が悪くて中止しました。今回は探検がしたいわけじゃないし、そんなに体力に余裕もないので無理はしません。
ところで、何気にUNESCO世界遺産巡りをしています(屋久島、白神山地、白川郷)。

1日目 - 新穂高ロープウェイ

まず、高山駅にて、レンタカーを借りました(ネットで予約した)。
初日は移動と新穂高を登るロープウェイです。しかし、数日前の週間予報からそうだったのですが、予報は変わらず天気は下り坂の模様。
天気が大きく崩れる前に間に合うことを祈りつつ、アクセルを踏みました。しかし、山に近づくにつれて雲行きは怪しさを増して行きました。予定を変えるのは難しかったので、そのままロープウェイに乗って山を登ったのですが...

ここはどこなんでしょう。視界は30mといったところ。柵がなければ確実に谷へ転落するところです。

こんな天気でも何処かが分かるように、看板と、なぜかポストが。それも丸ポストです。
この日は周辺の散策を予定していましたが、何も見えないので中止。中継駅にあるパン屋(おいしくて種類も結構あった)で遅めの軽い昼食を取りました。


ガイドブックによると、この日の宿泊先の、奥飛騨温泉郷に資料館があったので、そこへ行くことにしましたが、残念ながら閉館していました。結局ほとんど時間が潰せず、早々に宿泊先へ。

囲炉裏が迎えてくれたのにはちょっと感動。雨は降っていたものの、まだそんなに寒くはありませんでしたが、暖かさが心地良い空間でした。
ちなみに、この飛騨高山のお宿では、お料理が売りのところでは、飛騨牛・鮎などが、普通のところでは山菜、川魚(カワナの方)などが出されます。あと、朴葉味噌(ほおばみそ)という郷土料理が必ずといって良いほど出されます。今回の旅行では、如何にも郷土料理という感じの料理を食することができたのが嬉しかったです。

2日目 - 福地山(中止)

朝、物凄い土砂降りで、その音で目が覚めたほどです。この時点で登山はあきらめ、予定を周辺の観光に切り替えました。
先ずは奥飛騨クマ牧場。朝早いのと天気が悪いのとシーズンでないためか、お客さんはあまりいませんでした。牧場といっても、それほど広いわけではなく、小規模の動物園といった感じ。
子グマを抱いたり、クマにおやつをあげたり、ショーを見たりして過ごしました。
おやつちょうだいクマーの図


次は、平湯大滝。ここも人は少なく、静かでした。

その後、山頂で食べるはずだった弁当を駐車場に停めた車中で食べました。食べている最中に、観光バスが次々と到着しました。ちょうど良い時間に来れたようです。


次は、飛騨大鍾乳洞。ここには、この鍾乳洞を発見し、観光地化した大橋さん(故人)が蒐集した骨董品などが収められた、コレクション館なるものが併設されています。ここは去年、展示していた金塊を盗まれた*1というニュースでちょっと知られているところのようです。
展示会で見るような一貫したテーマがあるわけではないので、様々な種類の骨董品や美術品があって思ったより楽しめました。むしろ、メインと思っていた鍾乳洞がそれほどでもありませんでした。

3日目 - 白川郷五箇山 合掌造り集落

奥飛騨からは高山を挟んで反対側にある合掌造り集落。幸いなことにこの年の7月に白川郷方面に新しく自動車道が開通したということで、楽に辿り着くことができました。この道が開通するまでは、直線方向の道はカーブの多い山道なので、国道を通る回り道をするのが普通だったそうです(レンタカー屋さん談)。


この日の宿泊先は白川郷の近くなので、先に五箇山に行くことにしました。


他の集落と比べると小規模ですが、のんびりとした雰囲気が最高です。電柱も電線もないんです。パラボラアンテナはあります。
次は相倉集落。ここの近くの雑木林には、栃の実(→イメージ検索)がたくさん落ちていました。この地方では、栃餅などの栃の実を使った名産品があります。


次は白川郷。写真は、有名な展望台からの白川郷の画です。

こっちは完全に観光地という感じで、真ん中を国道が通っていたり、電線があったりするのがちょっと残念。

ちなみに、聖地巡礼じゃありませんよ。ここがそうだというのは知っていましたが。

.....これって、もしかして、あの診療所?

4日目 - 高山観光

最終日。この日は混まない時間に帰ろうということで、高山駅付近で軽く観光をしました。
最初は、江戸時代のお役所だった高山陣屋というところに行きました。ここの入り口では、朝市が営まれていました。高山陣屋はなかなか見応えがありました。
あとはお店が並ぶ路地(呼称を失念)に行きました。写真は酒蔵。杉玉というとげとげの看板があります。
編集下手ですみません...
その後、レンタカー屋にギリギリに着き、帰路へ。

まとめ

山に登れなかったのは残念ですが、おいしい料理が食べれたし、田舎の雰囲気を満喫できたし、のんびりできた良い旅でした。

*1:被疑者が逮捕され、金塊は奇跡的にほとんど全部が戻ってきたらしい。