argius note

プログラミング関連

打ちのめされるようなすごい本

一般に、読書ガイドを書く御方というのは、常人には理解不能なほど半端ない大量の本を読んでいて、常人には至ることの出来ない境地に到達している感があり、そういった御方の読書ガイドというものは、その背景に得体の知れない不気味な世界が垣間見えて、却って読む気を萎えさせるきらいがあります。


本書は、読書日記の形式で書かれています。著者様は、作家でもあり、ロシア語の同時通訳をされたりする方のようです。
これは初心者向け読書ガイドではないタイプの本です。色々と主張が散りばめられていて、読んでいてちょっと息苦しくなったりして、途中でおなかいっぱいになってしまいました。


ただ、紹介されている作品自体は、興味を持った作品がいくつかあったので、それは読んでみたいと思います。