GlassFishセットアップ+JavaDB起動
プロプラな製品とTomcat、ちょっとだけJBoss、のアプリケーションサーバを使っていて、特に必要性を感じなかったので、インストールはされていたものの全く触っていなかったGlassFish。確かNetBeansをインストールしたときに一緒にインストールされたんだと思います。
今回、Tomcat以外でも(Servletを)試してみようと思いまして、そういえばこんなのあったな、ということで使ってみました。
他のPC(Windows XP)で単独インストールした手順。基本的にプロジェクトのページに書いてありますが、メモしておきます。
- https://glassfish.dev.java.net/ja/からv2.1のWindows版をダウンロード。
- コマンドプロンプトを起動して、インストールしたいディレクトリに移動。ホームを"D:\glassfish"としたければ、D:\に移動。
- インストールパッケージを実行。Javaは1.5以上で。
- > java -Xmx256m -jar "ダウンロードしたJarファイル"
- ライセンス許諾画面がGUIで表示されるので、全部読んで(最後までスクロールして)からAcceptボタンを押す。 ※"Enable autoupdate"のチェックは詳細不明なので外しました。
- Acceptボタンを押すと、コマンドプロンプトでファイルが展開される。
- "glassfish"ディレクトリに移動し、setup実行。Antを使うので、JAVA_HOMEを設定していない場合は設定してください。
- デフォルトで"domain1"というドメインが作成されるので、これを起動。
- > bin\asadmin start-domain domain1
- コマンドラインの処理が終了したら、ブラウザで localhost:8080/ に接続してみる。"Server Running"のページが表示できればOK。
- 停止するには、asadminでstopを実行。
- > bin\asadmin stop-domain domain1
※ポート8080が他のサービスで使用中の場合は、設定変更しないと起動できません。setup.xmlのプロパティ"instance.port"を変更します。
あとは、"$(GLASSFISH_HOME)\domains\domain1\autodeploy"に適当なWARファイルを配備するだけ。WARを修正して上書きすれば、自動的にアップデートされます。クイックスタートガイドにサンプルのWARファイルがあるので、それで試してみてください。
ついでに、JavaDB(Derby)をサーバモードで起動します。
- "$(GLASSFISH_HOME)\javadb\bin\startNetworkServer.bat"を実行するだけ。停止は"stopNetworkServer.bat"。
- JDBCドライバは、"$(GLASSFISH_HOME)\javadb\lib\derbyclient.jar"の"org.apache.derby.jdbc.ClientDriver"を使用します。
- URLは、初回"jdbc:derby://localhost:1527/test;create=true;user=test;password=testpasswd"で、次回からgetConnection("jdbc:derby://localhost:1527/test", "test", "testpasswd")とします。