argius note

プログラミング関連

ウインクで乾杯 - 東野 圭吾

今週。

初期の作品で、バブルの余波が仄かに感じられる時代が舞台。
主人公は、(今でいう)セレブを夢見て宝石屋を冷やかしながら、玉の輿を狙ってコンパニオンの仕事に精を出す美女。お相手は、若くして不動産会社の専務の男性。

初期の頃の試行錯誤の産物? 東野作品にしてはキャラクタの主張が強いと感じました。この作品が発表された翌年からは、今の氏に近い色が強く出た作品が現れ始めているようです。