argius note

プログラミング関連

文章の書き方

先週後半〜今日。


姉妹本「文章のみがき方」の「姉」の方?
著者の辰濃さんは、元・朝日新聞の社員で、「天声人語」を担当された経歴のある方です。


本書は、1つにつき5章から成る巻を3つ、で構成されています。各論は「文章のみがき方」と似ていますが、大きな部分の切り口が異なります。
「妹」と同様に、読書ガイドの側面もあり、いくらか重複ってはいますが、興味深い文章を色々と引っ張ってきてくれます。
何よりも面白かったのが、「福沢諭吉」の話。とにかく沢山の引用を持ってきていて、「学問のすゝめ」すらまともに読んだことのない私でしたが、これは読まねばならない、という気にさせていただきました。