argius note

プログラミング関連

新図解人工知能入門

先週前半。


題名のとおり、人工知能に関する入門書。LispPrologプログラミング言語やニューロコンピュータなどに触れられています。
ディープブルーがカスパロフにあっさり勝利、ってのはちょっと語弊があるような。


知能がもし、1000万年単位で試行錯誤的に形成されてきたものだとしたら、同じアプローチで人工的な知能を作り出すのは難しいのだろうな、と漠然と考えました。論理言語の定義を素粒子レベルで繰り返すようにして強化され、生理機能とも切り離せない生物の知能というのが、物理法則に適していたから生き残ったものと考えると、物理的に同じものを作り出すのは生命を新しく作るのと同じことなのかも知れません。だからあくまで模倣というより新しいAIモデルが如何に効率よく自動処理をこなせるかにかかっているのでしょう。