argius note

プログラミング関連

黒鷺死体宅配便 (1)〜(4)

実家が寺じゃないけど仏教大学の学生という人たちが集まったボランティア会。彼らは皆、オカルトな特殊能力*1を持っていた。就職難という共通の問題を解決するため、特殊能力に依る「黒鷺宅配便」という会社を立ち上げる。
この話は、少年○ース系で、大塚英志が原作という点で、「多重人格探偵サイコ」「探偵儀式」と共通している。そしてもう一点、三作品に同名の人物が登場する。それらは歴史的につながりがあるようなことをほのめかしている。あと、グロテスク属性も共通。
内容は、伝統的な伝説、都市伝説、地下文化、社会風潮などをうまく織り込んでいて、初期設定と均衡の取れたものとなっている。
ところで、今週の「ホムンクルス」で、「アクチュアリー」という名前*2を初めて知ったが、ちょうど同じ話題が出てきたのは、何かの縁*3だろうか。

*1:実際は、5人のうち2人が非オカルト、つまり現実に在る技術。

*2:存在自体は知っていた。

*3:実際に関わりがあるので。