ジョジョの奇妙な冒険 -文庫版- (4)〜(7)
第2部。副題「Part2 戦闘潮流」となっている。引き続き、波紋を駆使する戦闘スタイル。当時は「幽」が付くのは認めてなかった。結果的にはどちらも超能力と言える能力だが、修行で身に付くのかどうかといった点で、「波紋法」のほうがカッコ良いと感じていたんだと思う。
何より凄いと感じたのが、ネーミングセンス。スピードワゴンとかサンタナはそのままだが、ワムウ、エシディシというひねり方*1は、というか、これらを元に命名するセンスが、ジョジョの普通じゃない世界観を端的に表していると思う。極めつけはカーズ。明らかに複数形の名称を、固体の名称にする発想は"スゲー"というより無茶だなーと色んな意味で感心。*2
あと、あのシーンは何度読んでも泣いてしまう。「岩の下から...」のところ(で分かるだろうか)。まさに、堰を切った状態。