argius note

プログラミング関連

ゴルゴ13 (110)(114)(141) 文庫版(90)(93)

これの楽しみ方は、定食屋さんとかラーメン屋さんに置いてあるのを見つけて読んだりするのが良い。最初からまとめて読むのはおすすめできない。基本的に重い話だから気分によっては読めないが、たまたま入手したので読んだ。
今回はどれも面白かったが、特に良かったのが114巻の表題話「病原体・レベル4」だ。私がこの作品で一番好きなパターンは、「G」が仕事以外で窮地に立たされるもので、例えば、彼を憎む組織か何かが逆暗殺を企んだりしてきて絶体絶命の中、それを返り討ちにしたりする話だ。今回のは、Gが「エボラ出血熱」という、致死率の高い感染症に冒されてしまう。さすがのGも...と諜報部員たちも彼の死をほぼ確信していた。しかし、この作品では、彼が必ず生還することが、水戸黄門の印籠と同じくらい保障されているのである。でも、いったいどうやって生還するのか!?
また、これとは別に、利き腕を怪我してしまう話も同様だ。これは、ブラックジャックにも似たような境遇があったね。BJの場合、自分は外科医なのに自分じゃ治せないというジレンマがあるが、「利き腕が命」という点では共通している。
あと、野鳥が犠牲になる話は嫌い。