argius note

プログラミング関連

ジョジョの奇妙な冒険 -文庫版- (26)〜(29)

今月は忙しかったが、何時にも増して読みまくった。特に継続中のこれだ。
第4部の終盤。この部って、女性キャラが今までに無く活躍している。これまでは、第1部のエリナ、第2部のリサリサ、第3部のホリィさんとエンヤ婆(!)と家出娘、と重要だけどちょっとしか出ない役が多かった。でも第4部は、山岸由花子、杉本鈴美という重要な役どころの女の子が登場する。他にも、東方朋子、辻彩とか。
中でも一番良い役なのが、川尻浩作の妻、しのぶだ。ぎこちない浩作と彼に甘えるしのぶの絡みは微笑ましい。浩作は調子こいてからは嫌いだが、この頃は2人ともジョジョっぽくなくて良い。特に、"「ストレイキャット」誕生の挿話「猫は吉良吉影が好き」は最高。猫が「シャキィーン」とか「カシィーン」とか。これに対してしのぶの動きがバカっぽくて可愛い。
全体的にほのぼのとした雰囲気の中に狂気が潜んでいるという境遇は、恐ろしさが引き立つ。でもこの部はほのぼのが勝ってるね。