argius note

プログラミング関連

逆転裁判4 (3)

終わってみれば、マイルドな仕上がりでした。旧作をやり直して気づいたのですが、画面が広がったことで絵の表現力が格段に上がっていますね。ただ、それだけじゃないみたいですけどね。
以下、ややネタバレを含みますのでご注意を。どうでも良いことのほうが多いですが。

"みぬく"

これは、ゆさぶるの強力版みたいな感じがこの作品にぴったりだと思います。エフェクトも良い感じです。牙琉先生の目が異常にコワイのにちょっと感動しました。
「蘇る逆転」から、カガク的を強調し始めましたが、今回のこの能力も、超能力的なものではないことを強調していますね。私としては、霊媒とかオカルトのほうが面白いと思うんですが。

謎解きとか

全体的に、難易度が下がっているように思いますね。それはともかくとして、今回は第3話が一番気に入ってます。3Dアニメーション、ミキサー、鈴木君みたいな人(?)、などの演出にも痺れましたが、謎解きの部分が面白かった。第1話も短い割に良く出来ていると思いましたが。
"言い回し"の話は、私には新鮮でした。ま、絵に依るミスリードはちょっとずるいかもしれませんね。
"見立て"の理由は、知っている人にはバレバレでしょうね。私は、知っていましたが、全く気づきませんでした。ダメだ。

裁判員制度

こっち見んな!

こういう結末

どうも、3とかぶっているように思うんですけど、あの設定。全体が良くまとまっているので、気にならないと言えばなりませんが。

その他

わざわざ「ワレワレのコトバ」とか「わが国(だったっけ?)」とかの言い回しをしているのを見て、「日本であることをぼかしているの? そんな設定あったっけ?」などと感じたのですが、良く見たら、普通に「ニホンゴ」とか「日本(だっけ?)」とか出てきていて、ちょっと呆けすぎなのではないかと思いました。
雅香ちゃんの持っている鍋、受け皿と下皿と海老と蓋で構成されている、であってます?
そう言えば、今回はお色気キャラがいませんね。自粛したのでしょうか。

やっぱりキャラが好き

私にとっては、この作品はマンガを読む感覚に近いのですね。ミステリーも好きなほうですが、好きなペースで進めないのがもどかしく感じてしまうのです。
まず、茜さんの、「ふふーん」って感じの表情で「もう、しょうがないなあ! 今回だけだよ!」っていう所が良すぎです。次に、河津京作くんの、全体。あの、涙目で、鼻がピクピクしている顔が最高です。牙琉兄弟、カッコイイ。美波ちゃんの絶叫も良いですね。まことちゃん、可愛いです、強いて言えばちっちゃい方が特に。みぬきちゃんの非対称の髪型が素敵です、ちっちゃい方が特に。なるほどくん、渋いです。オドロキくん、驚いた顔がマヌケすぎです。ふう。
実に、私のような人間にお誂え向きの作品と言えるでしょう。