お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践
前世代までの一般家庭の資産運用は、銀行の定期預金、住宅ローン、生命保険が定番でした。
現在では、銀行の金利は低すぎるし、住宅ローンや生命保険も割に合わない。公的年金も期待はできません。これからは、金融リテラシーを身につけ、新たな運用方法を開拓していかなければならないのです。
とは言え、素人が株などに手を出せば、たちまち損をするのが目に見えています。そこで、リスクは低いけれど銀行の金利を少し上回る運用方法を選択するところから始めてみよう、というのが本書の内容です。そして、実践しながら少しずつ金融リテラシーを身につけていくことを推奨されています。
現在では失業のリスクも高まっています。そのリスクを分散させるためにも、労働以外での収入を得る手段を得ておくことが重要になってきます。
また、より多く社会に貢献している企業などに投資することで、その企業が発展し、より社会に貢献できるようになるということは、投資家が社会貢献に加担することにもなります。
私たちは、個人資産の運用方法について、もっと学んでいかなければならないようです。