科学が正しい理由
- 原著:The Truth of Science: Physical Theories and Reality
- 著者:Roger G. Newton (ロジャー・G・ニュートン)
- 訳者:松浦俊輔
- asin:4791757718
この本を最初に図書館で借りたのが1ヶ月以上前で、休みで間が空いたり、期限切れで一旦返却したり、今日やっと読み終わりました。
内容はとても興味深いものです。ところが、訳者の方には申し訳ありません、日本語が非常に読みづらいです。私の読解力が低いにしても、読み直しても分からないところがいくつかありました。専門的な部分ではなく。もしかしたら原文からして読みづらいのでしょうか。誤字なども気になりました(第一刷)。
これまでに読んだ本で知ったことも含めて、気になるポイントをまとめると、
- 物理学が示すのは、「生の」宇宙の物理法則ではなく、物理学的手法による解釈であること。
- 数学が複雑な物理学的概念を記述する言語として利用できること。
- 科学は、公共性、客観性、予測可能性、反証可能性を持つ。
こんなところでしょうか。