電波の城 (2)

コンビニ寄ったらたまたま見つけました。連載のペースはあまり速くないようですが、続きが気になるなる。
えーと、まず帯。普通だったら見向きもしませんが、いろいろ突っ込み所が多くてつい見てしまいました。まずこの人。「あなたの話とは似ても似つきませんよ」。すいません、言い過ぎました。というか、言うほど良く知りません。なんかドロドロしたのは似合いそうだけど。あと、「試し読み大歓迎」だって。コンビニ立ち読みが許可されてるとは、面白い。ビニールパックをかけないでとお願いされてます。
さて内容。色々と危ない。詩織（しお）は、妖艶という意味での妖しいではなく、奇怪なほうの怪しい感じ。細野さんのざっくりとした絵柄が、その雰囲気を際立たせています。
話の進め方が、全く関係ないわけではないけど異なる話がいくつか並行して進んでいくような、なんて言ったらいいのか、目的に向かってまっすぐ進んでいないような印象を受けます。そのためか、良い具合に焦らされている感があります。
あと、こういう業界物は出し尽くされていますが、ベタさ加減と訳分からん度のバランスが良いからか、くどさを感じませんね。