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容疑者Xの献身 - 東野 圭吾

book

湯川学(探偵ガリレオ)シリーズ第3弾にして、最初の長編。今秋に映画公開が予定されています。そして、直木賞受賞作*1でもあります。
題名の"X"は、実際は、数式に使われる下の画像のような表記になっています。(追記:ギリシャ文字「Χ」(カイ)の小文字「χ」を縦に引き伸ばせば雰囲気出ます。)


感想は、期待しつつも過剰に期待しないように調整していたものよりわずかに下回ってしまいました。このシリーズは、湯川学の特異性、正確には、彼が学者であるというステレオタイプが前提にないと十分に楽しめないのではないか、と思いました。
珍しく内容についてちょっとだけ触れてみることにします。今回は、湯川の好敵手ともいえる人物が登場します。湯川とその人物との闘いが描かれるわけですが、その過程も結末も、きっと予想したものとは大きく乖離することでしょう。氏の作品の中では極上とは言えないものの、作家としての個性が光る良作だと思います。


映画について少し。ドラマを見ていないので事前の評価はできませんが、正直キャストは全く合っていないと思います。それに、この話がどのように映像化されるのかがさっぱり想像がつきません。過剰に期待して見に行って、落差を楽しんでみようかと思っています。


追記(2008.08.30):
特設サイトとか見つけました。もう結構お歳ですが、割とカッコいい。もう少し若い時のを見ると良く分かります。そして頭も良くて、おまけにスポーツマン。はぁ。
ドラマ「ガリレオ」は、さすがに本編は動画見つかりません(あっても消されたね)が、一場面だけネタ動画に含まれていたのを見ました。あと映画の予告編。今風のドラマらしい印象ですね。

*1:この作品に対する賞ではないとのこと。ソースはWikipedia