argius note

プログラミング関連

Windows ネットワーク接続を2クリックで再起動する仕掛けを作る

今回はWindowsのTIPSです。


Windows8でしょっちゅうWi-Fi接続が不安定になるので、スタートに再起動ボタンを作っていました。
だいぶ前に作ったのですが、ここに書いていなかったので、書いておくことにします。

※ここでの再起動とは、「無効→有効」を操作することを指しています。



Windows7, 8では動作を確認しました。


ネットワーク接続を開いて、無効→有効を操作するのと同じ処理を、batスクリプトで実装します。


batファイルを作って、下記のスクリプトを書きます。
"(ネットワーク接続の名前)"の箇所は、実際には再起動したいネットワークインターフェイス名(ネットワーク接続画面に表示されている名前)を書きます。
sleepは、適当な待ち時間を入れます。無くて大丈夫な場合もあるかも。

netsh interface set interface name="(ネットワーク接続の名前)" disable
sleep 3
netsh interface set interface name="(ネットワーク接続の名前)" enable




適当な場所に適当なショートカットを作ってから、そのショートカットのプロパティーを開き、「ショートカット」タブを開きます。
このタブの、「リンク先に」下記を入力します。(cmdは入力時はフルパスでなくても良い)

cmd /C "<batファイルのフルパス>"

同じタブの「詳細設定(D)」ボタンを押し、開いたダイアログにある「管理者として実行」をチェックしてOKします。
※これを設定しないと、上記のnetshコマンドが実行できません。

f:id:argius:20150914192453p:plain



設定が完了したら、ショートカットを右クリックしてコンテキストメニューを開き、「スタートにピン留め(Win8.1)」or「スタート メニューに表示する(Win7)」などしてクリックで実行できるようにしておきます。

実行すると、UACのダイアログが出るので、「はい」ボタンをクリック
これで、2クリックでネットワーク接続を再起動することができるようになりました。



(おわり)