Windows ネットワーク接続を2クリックで再起動する仕掛けを作る
今回はWindowsのTIPSです。
Windows8でしょっちゅうWi-Fi接続が不安定になるので、スタートに再起動ボタンを作っていました。
だいぶ前に作ったのですが、ここに書いていなかったので、書いておくことにします。
※ここでの再起動とは、「無効→有効」を操作することを指しています。
Windows7, 8では動作を確認しました。
ネットワーク接続を開いて、無効→有効を操作するのと同じ処理を、batスクリプトで実装します。
batファイルを作って、下記のスクリプトを書きます。
"(ネットワーク接続の名前)"
の箇所は、実際には再起動したいネットワークインターフェイス名(ネットワーク接続画面に表示されている名前)を書きます。
sleepは、適当な待ち時間を入れます。無くて大丈夫な場合もあるかも。
netsh interface set interface name="(ネットワーク接続の名前)" disable sleep 3 netsh interface set interface name="(ネットワーク接続の名前)" enable
適当な場所に適当なショートカットを作ってから、そのショートカットのプロパティーを開き、「ショートカット」タブを開きます。
このタブの、「リンク先に」下記を入力します。(cmd
は入力時はフルパスでなくても良い)
cmd /C "<batファイルのフルパス>"
同じタブの「詳細設定(D)」ボタンを押し、開いたダイアログにある「管理者として実行」をチェックしてOKします。
※これを設定しないと、上記のnetshコマンドが実行できません。
設定が完了したら、ショートカットを右クリックしてコンテキストメニューを開き、「スタートにピン留め(Win8.1)」or「スタート メニューに表示する(Win7)」などしてクリックで実行できるようにしておきます。
実行すると、UACのダイアログが出るので、「はい」ボタンをクリック
これで、2クリックでネットワーク接続を再起動することができるようになりました。
(おわり)