argius note

プログラミング関連

日本語環境の設定

前提

ロケールが日本語になっていること。.bashrcなどに環境変数の設定をしておく。

export LANG=ja_JP.SJIS

日本語入力

以下の内容の.inputrcファイルをhomeに置く。

set kanji-code sjis
set convert-meta off
set meta-flag on
set output-meta on

シェル環境で日本語を使うことはほどんどないので、いままで全く設定していなかったが、コマンドに渡すパラメータに日本語を使いたいので、初めて設定した。そもそも、存在自体知らなかった。

日本語出力

これはずっと使ってる設定。
lsを日本語表示させる場合、

alias ls='ls --show-control-chars'

などとすると良い。デフォルトだと文字をすべて7ビットとして扱ってしまうため、0x80〜0xFFの範囲の文字は正しく表示できない。制御文字の範囲も表示できるようにすることで、日本語名のファイルも表示できる。
但し、メッセージはEUCで出力されるため、この対応をしても

$ ls -l
ケ邱ラ 0000

と文字化けしてしまう。ターミナルが文字コード自動検出または変更可能なタイプのものは、EUC-JPに変更すればOK。*1
DOS窓ターミナルの場合は、(苦肉の策だが)

$ export LANG=en
$ ls -l
total

のように英語ロケールにする。また、

$ cd /usr/share/locale
$ mv ja _ja

のようにしてロケールを無効にする方法もあるが、あまりおすすめされない。

*1:未確認ですが。