argius note

プログラミング関連

ルサンチマン (全4巻)

近未来の日本、うだつが上がらずモテない30男が、仮想現実世界に足を踏み入れるところから物語が始まります。
生々しいSFという感じ。仮想現実から現実に切り替わって、暗い部屋で独りでいるシーンなんかは、なんとも言いがたい悲壮感が漂います。
最後はちょっと報われながらも、結局は「現実は厳しい」ということを突きつけられるのでした。でも、ちょっとほっとする気持ちもありました。