メモ: du, who, which, expr
(Cygwin, Fedora Core, HP-UX の比較的新しいもので評価しています)
今回はコマンド単独で使うことが多いものです(exprを除く)。
ディレクトリのサイズを調べる
特定のディレクトリ以下のサイズを調べるには、duコマンドを使います。
$ du -sk home 3254 home $
sオプションは指定しないとサブエントリも再帰的に表示されます。サイズ単位は通常、ブロック(1ブロック=512バイト)で表示されますが、kオプションはサイズの単位を1024バイトにします。上記の例では、homeの合計サイズは3254KBとなります。調べる全てのサブエントリにアクセスできる権限が必要です。
Cygwinの場合、詳しい条件は分かりませんが、日本語が含まれていると上手くいかない場合があります。
誰がログインしているか調べる
全員ログアウトしてー、と言われた時、うっかりログインしたまま忘れている人もいるかもしれないので、誰が残っているか調べた方が早いですね。そういうときはwhoコマンドを使いましょう。オプションの詳細は知らないので--all(-a)を付けてしまいます。色々表示されますが、IPアドレスの行を見れば分かるはずです。
コマンドがどのファイルで実行されるかを調べる
パスに通っているコマンドは、実際どのファイルを実行するかはシェルが代行してくれますが、ユーザによってPATH環境変数が異なる場合はフルパスで実行する場合もあります。そのとき、そのファイルがどこにあるかを簡単に調べられるのがwhichコマンドです。
$ which java /usr/java/jdk1.5.0_10/bin/java $
計算結果を表示
四則演算を行う際には、exprコマンドを使用します。exprは四則演算以外にも評価が可能ですが、互換性が低い可能性があるのでここでは割愛します。これはコマンドよりスクリプトの方がよく使うかも知れません。
$ expr 1 + 2 3 $