argius note

プログラミング関連

日本語は天才である

先週読みました。


翻訳が非常に難しいといわれるジェイムズ・ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」という作品を忠実(?)に翻訳したことで著名*1な著者が送る、言葉遊びを中心に日本語の卓越した能力について力説されてます。

上京後は根室弁とのバイリンガルだったこととか、愛猫の話とか、ルビの話とか、将棋の話題とか。幼い読者からの感想のところは和みました。解説の方のお話によると、ご本人も将棋がお強いそうです。最後は見事な「いろは歌」で締めくくられます。

*1:言葉遊びという点で共通なのか、ルイス・キャロルも手がけておられるそうです。