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プログラミング関連

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アウン・サン・スー・チー 戦う気品

著者:三上義一 ASIN:427010189X ミャンマーと言えば、軍事政権とクーデター、ビルマの竪琴と仏教遺跡寺院、そしてノーベル平和賞受賞のアウン・サン・スー・チーさんくらいしか知りませんでしたが、彼女についてもそれ以外は全く知りませんでした。どんな人…

プログラミングGauche

著: Kahuaプロジェクト 監修: 川合史朗 出版: オライリージャパン まだちょこっとしか読んでません。地道に勉強します。 コラムで「作者さんとPerlとの因縁?」みたいのがあって、なるほどと思いました。

UNIXの1/4世紀

著者:Peter H. Salus 翻訳:QUIPU LLC asin:4756136591 Unixの歴史を主要人物の発言などを交えて紹介していく。Unixを学ぶ上での予備知識を得るのに有用かも知れない。正直、あまり面白いとは思えなかった。Unixは好きだけど、政治的な話は好きじゃない。

アルジャーノン、チャーリイ、そして私

著者:Daniel Keyes (ダニエル・キイス) 翻訳:小尾芙佐 ASIN:4151101144 「アルジャーノンに花束を」「24人のビリーミリガン」などで知られる、ダニエル・キイス氏の自伝。 彼の生い立ちと、どのような経緯で作家になり、どのようにして出世作「アルジャーノ…

十角館の殺人 (新装改訂版) - 綾辻 行人

東野さんの「名探偵の掟」を読んだときと同じで、「マニアによる、マニアのためのミステリー」と感じさせる作品。読んでいて、もうお腹一杯、な気分になります。解説にも、この作品じゃないけど登場人物がお互いを有名ミステリーの登場人物で呼び合うのに辟…

エンジニアのためのWord再入門講座

副題:美しくメンテナンス性の高い開発ドキュメントの作り方 asin:4798117137 未読ですが、話題なので一言。 Excelが開発ドキュメントを書くための標準となっていることに疑問を感じない方には、是非ご一読いただきたい。未読ですけどね。 ただ、こちらで言…

殺人の門 - 東野 圭吾

ASIN:4043718047 物騒な題名ですが、内容も暗めです。特に序盤は陰惨な雰囲気が強く漂います。 作風としては、以前読んだ「手紙」に似ていると思いました。また、主人公の行動にもどかしさを感じながらも、引き込まれてゆく感覚が心地良く、文庫ながら600ペ…

11文字の殺人 - 東野 圭吾

ASIN:4334712541 帯に「隠れた名作」だったか「掘り出し物」だったか定かではないが、おすすめの言葉が書かれていた。 しかし、とぎれとぎれに読んだせいもあったけど、正直あまり面白くなかった。無人島が近場の観光地のように感じられてしまった。単に気分…

重力ピエロ - 伊坂 幸太郎

さわやかな親子兄弟関係の描写、多目の引用、仄かな笑いを誘うとぼけたやりとり。よくもまあ、これだけの引用を織り込んだものだ。この引用の大半は私にとって知らないものばかりだが、ガンジーとかクロマニョン人とかのこだわりは面白い。思わず人間の進化…

ブルータスの心臓 - 東野 圭吾

産業機器メーカーの人工知能ロボット開発を手掛ける主人公、逆玉で出世を狙っている。その過程でトラブルに遭遇するところから始まる。 主人公の立場から見た事件のなりゆきが、はらはらさせてくれる。

問題な日本語 その3

編著:北原保雄 絵:いのうえさきこ asin:4469221937 調べるの面倒なので確かではないけど、その2を飛ばしてる? 言葉は変わるものなので、変わることに異論はない。また、類推で片方の用例に引っ張られてしまうのはある程度仕方ないと思う。言葉のプロでな…

手紙 - 東野 圭吾

ついに最近の作品に手を出してみた。 若手人気俳優をキャスティングして映画化された作品。ミステリーではない、よね? だからちょこっと内容に触れておく。 両親を失い家計を支える兄が、弟を大学へ進学させたい一心で強盗を働いてしまい、殺人まで犯してし…

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代

著:城繁幸 asin:4480064141 「若者はなぜ3年で辞めるのか?」の続編。 3年で辞めた若者たちを良い意味で「アウトサイダー」と呼び、彼らの転職後の活躍を紹介していく。そして、それらの合間に意見を述べるためのコラムが挟まれる、といった形式になってい…

むかし僕が死んだ家 - 東野圭吾

asin:4062635070 いままで読んだ作品の中では、とりわけ描写が細かいせいか、物語の中の世界に入ってました。人物の不安が伝わってくる。とにかく不思議な気持ちがした。

グラスホッパー - 伊坂幸太郎

asin:404384901X お勧めで良く目にする作家さんだったので、読んでみました。 ちょうどこの作品はハードボイルドな感じで、自分好みだったこともあって楽しめました。キャラクターの個性が光ってると思います。個人的には槿さんのキャラが良いです。

天使の耳 - 東野圭吾

asin:4062630168 旧題の「交通警察の夜」の通り、交通警察が扱う事故が共通の主題となっているオムニバス作品。これまで読んだ作品のほとんどが中・長編だったので、オムニバスは「名探偵の掟」以来となります。 「捨てないで」は、フィクションながら腹が立…

ある閉ざされた雪の山荘で - 東野圭吾

asin:4061859099 解説にもあるけど、東野さんって「へそ曲がり」だと私も思います。で、露骨にへそ曲がりな要素が出ている作品はあまり好きじゃないです。名探偵シリーズはそれが極まった感じ。これに対して、人間の精神に関する話が出てくるのが好きです。…

十字屋敷のピエロ - 東野圭吾

asin:4061850458 雰囲気が好きなタイプの作品。 週末に読み終わってた。

仮面山荘殺人事件 - 東野圭吾

asin:4061859668 もう12冊目になりました。ちょっと読破したい気分。 ああかな、こうかな、両方かー。主人公の最後のリアクションが何だかな。

悪意 - 東野圭吾

asin:4062730170 また彼のを読みました。なんというか、波長が合うというか、読んでて安心するというか。最初に読んだのがハズレだったのに、止めなくて良かった。ちなみに、同様に愛読している大沢さんの方は、ストイックなかっこよさへの憧れみたいなとこ…

眠りの森 - 東野圭吾

asin:4061851306 最近は、この人のばかり読んでいます。それもちょっと古めのを。 この作品では、以前読んだ「卒業」に登場する男が主人公なのですが、剣道の達人という以外の特徴がほとんど描写されておらず、会話から人柄を察することしかできません。なの…

変身 - 東野圭吾

「分身」「宿命」とあわせて医療3部作のように扱われている作品。順番はちゃんと調べてないけど。今回はちょっとだけ内容に触れてみます。 事故で頭を負傷した主人公は脳移植によって奇跡の生還を遂げる。その影響からか、主人公の性格に変化が見られるよう…

できる大人はこう考える

asin:4480064036 著 : 高瀬淳一 題名どおりの内容。本当にできる人はこういう考え方をしていると思います。そういう方々は、様々な経験から自ずとこういうことを学び取っていくのだと思います。 できる人は「定義」「程度」「視点」「分類」「総括」を上手に…

宿命 - 東野 圭吾

これも内容には触れられないですが、解説で引用しているように、「常に全力で」というのを感じる。 犯人やトリック以外での意外性を追求したという点が高く評価されているみたいですが、それ以上に完成度の高さが半端じゃないと思うんですよね。 比較的最近…

分身 - 東野 圭吾

ドラマとして秀逸。読み始めるとすぐに引き込まれる。この人は掴みが上手い。 内容に触れる部分を避けてコメントするのが難しいのでこれ以上はノーコメント。 追記:1990年代前半に書かれた作品で、割と最近かと思いきや、もう十数年前なんだ、90年代って凄…

学歴社会の法則 教育を経済学から見直す

asin:4334034314 著: 荒井 一博 日本の現代の教育を、経済学の観点から分析していく。 私は経済学は良く分かりませんが、ひとつの切り口として見ると面白いですね。 読む人によっては気分を害するのではないかとちょっと心配する部分があるのですが、客観的…

最短経路の本

著:R.ブランデンベルク, P.グリッツマン 訳:石田基広 アルゴリズムの学習の一環として、グラフ理論をかじってみています。 動機は、経路を探すパズルなどに使うアルゴリズムが良く分からないので、そういう問題をプログラミングで解けるようになりたいと思…

涼しい脳味噌 - 養老 孟司

asin:4167573016 20年近く前の、東大教授時代に書かれたエッセイ集で、前半は、脳化する現代社会について、後半は、心身論を古典などを引用して語っている。 むずかしいことはよく分かりませんが、「うちのバカ猫」という言葉に愛を感じる。

最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情 - 石渡嶺司

asin:4334034195 ネットを調べたけどありませんでした、という学生の例から始まる、現在の大学と学生事情を、大学関連情報のライターである著者が毒舌気味につづった一冊。 名門には名門の良さがあるのでしょうが、私は、鎖国により思考停止してしまった伝統…

若きサムライのために - 三島 由紀夫

asin:4167124033 表題作を含むエッセイと対談をまとめた本。表紙の三島さんと目が合ったのでなんとなく。 時代背景や三島氏の思想には詳しくないので、この作品をどう評価して良いのかよく分かりませんでした。 ただ、他のを読んでみたいとは思いました。文…